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カメラとバイクと自転車と
 備忘録その2。一眼レフカメラによる直接焦点撮影のシステムチャート

 まずは純正の組み合わせ。接眼部Bの先にカメラアダプターをくっつけてカメラと接続するというシンプルな方法。昔はニコン、キヤノン、ミノルタなど、主要カメラメーカーのマウントを何種類も用意していましたね。なつかしい。

PENTAXの直焦点撮影システムチャート

 眼視のときと同じように接眼部CとBの部分をヘリコイドに置き換えるのだが、せっかく持っているPENTAX純正のカメラマウントを使いたかったので、眼視のときとはヘリコイドの向きを逆にする。逆向きになったヘリコイドにM49.8→M57ADを付けると先端がM49.8メスになるのだが、これがPENTAX純正のカメラマウントにぴったり合う(偶然)。

BORGパーツを使った直焦点撮影システムチャート

 もちろん、こんなことをしなくてもBORGのカメラマウントを使えばいちいちヘリコイドを逆向きにしなくて良いのだが…(汗)。まぁ、こんなこともできますよっと言うことで。

 ※もっというと、PENTAX純正のカメラマウントを分解すると、約M50のオスネジの部分が外れて約M50のメスネジになります。これを直接BORGのカメラマウントホルダーM[7000]にねじ込むことが・・・実は可能だったりして(やってみたわけではありませんが、おそらくぴったりでしょう)。ま、いずれにしてもBORGのカメラマウントホルダーMとカメラマウントを使ったほうが素直ですね(爆)。
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 PENTAXが望遠鏡事業から撤退した記念(?)に、一年ほど前に書いた記事を読み直してみた。PENTAXの望遠鏡にBORGのヘリコイドが使えないかということで、眼視とデジスコであれば使用可能という内容だった。当時の記述は文字だけなのでいまいちわかりにくいが、後で図を入れようと思っていたのがそのままになっていたのだった。実は図は描いてあるので、備忘録代わりに記録しておくことにしよう。

 まずは眼視システムのチャートから。

 アイピースを直接取り付けての眼視観測は、天頂プリズムを付けても合焦するようになっていればよい。その上でヘリコイドをかますことができれば焦点合わせもやりやすい。純正の組み合わせだと下図のようになる。

純正眼視システムチャート

 これの接眼部C、Bの部分をBORGのヘリコイドに、専用天頂プリズムを汎用品に置き換えると、こうなる。

BORGヘリコイドを使用した眼視システムチャート

 BORGパーツの2インチホルダーMをスリーブ代わりに使用している。もちろん固定ビス2本ははずして使う。ヘリコイドの後の2インチホルダー、31,7mmアダプターはBORGパーツの中でも光路長が最も短くなる組み合わせのひとつで、これなら天頂プリズムを使っても合焦する。というか、純正の組み合わせよりちょっと短いくらいである。
 極薄の31.7mmアダプターが少々使いにくいのだが、まぁこれはこれでいたし方あるまい。やっぱりピント合わせはヘリコイドがやりやすい。
 PENTAX、今年の1月で望遠鏡生産終了か。寂しい限りだ。
 コレもどうということ無いネタです。BORGのヘリコイドはたくさん種類がありますが、そのうちのどれがPENTAXの接眼部に接続できるのでしょうか。

 まず、接眼部の一番大きなところにヘリコイドを接続して使う場合ですが、このとき天頂プリズムも使えるようにしようとすると光路長が短いものでないと合焦しません。PENTAX純正の組み合わせでは、接眼部C→B→天頂プリズムDP-317と接続してアイピースを取り付けると、ピントの繰り出し量はわずか3ミリほどです。接眼部CとBをあわせた光路長は41mmなので、接眼部CとBの代わりに接続される部品の光路長は41+3=44mm以内でなければなりません。また、外径60mmのパーツで鏡筒に取り付けるので、ヘリコイドの取り付けは基本的にM57になります。コレにマッチする組み合わせは

  • M57ヘリコイドS【7757】(18mm)+M57→M36.4ADNEW【7364】(4mm)+31.7ミリアイピースホルダーSS【7314】(8mm)+市販の天頂プリズム(実はPENTAX純正DP-317と同じモノ)
  • M57ヘリコイドS【7757】(18mm)+M57→M36.4ADNEW【7364】(4mm)+31.7ミリアイピースホルダー【7317】(20mm)+市販の天頂プリズム
  • M57ヘリコイドS【7757】(18mm)+M57→M36.4AD【7522】(9mm)+31.7ミリアイピースホルダーSS【7314】(8mm)+市販の天頂プリズム
  • M57ヘリコイドS【7757】(18mm)+2インチホルダーSSII【7501】(10mm)+50.8→31.7ADII【7396】(2mm)+市販の天頂プリズム
  • M57ヘリコイドS【7757】(18mm)+2インチホルダーSSII【7501】(10mm)+50.8→31.7AD【7397】(7mm)+市販の天頂プリズム
  • M57ヘリコイドDX【7758】(26mm)+M57→M36.4ADNEW【7364】(4mm)+31.7ミリアイピースホルダーSS【7314】(8mm)+市販の天頂プリズム
  • M57ヘリコイドDX【7758】(26mm)+2インチホルダーSSII【7501】(10mm)+50.8→31.7ADII【7396】(2mm)+市販の天頂プリズム
  • M57ヘリコイドDX【7758】(26mm)+2インチホルダーSSII【7501】(10mm)+50.8→31.7AD【7397】(7mm)+市販の天頂プリズム

等々となります。もちろん、M57ヘリコイドの前に外径60mmのパーツがひとつ以上必要です。コレを見ると、ヘリコイドの選択はSかDXかのどちらかとなります。接眼側の組み合わせによっては固定ネジの配置やアイピースの固定具合などがいろいろ異なりますのでお好きなものをどうぞ。ただし、アイピースによっては上記組み合わせで合焦しないこともあるかも知れません。その辺ワタシは保証できませんのであしからず。

 もちろん、天頂プリズムを使用しないのであればM57ヘリコイドLIIも使えますし、直径が小さくても良いならM42ヘリコイドなども使えます。

 また、接眼部の一番大きなところにいきなり接続せずに接眼ヘリコイドSなどを使用する場合は、組み合わせについてあまり問題にはなりません。外径60mmのパーツに36.4mm天頂プリズムを取り付け、接眼ヘリコイドSや直進ヘリコイドSを取り付ければおしまいです。直視とプリズム視で接眼ヘリコイドSを着脱するのが面倒なら接眼ヘリコイドSを二つ買えばよいかと思います。M57ヘリコイドひとつの値段より安いです。

 PENTAX製望遠鏡の60.2mmスリーブにBORGのパーツを接続する。コレは結構簡単なネタなので既に使っている人もいるかも知れません。BORGパーツはM57P0.75ネジが基本になっていますが、M57ネジを持つパーツの多くが外径60mmなのです。そこで、このパーツの外側にテープなどを巻きつけて60.2mmくらいにしてあげればそれでおしまいです。2インチホルダーやM57延長筒などがコレに該当します。ただし、いくつか注意点はあります。

  1. 筒の外から固定ネジで押さえつけるので、肉厚が厚い筒の方がよいでしょう。M57延長筒よりは2インチホルダーの方が肉厚です。もっとも、変形するほど締め付けるわけではないのでどうでも良いと言えばどうでもいいです。
  2. M57延長筒の接眼側にはM60のオスネジが切ってあります。この部分を固定ネジで押すようだとしっかり固定できない可能性があります。また、固定ネジ先端に埋め込まれている樹脂を傷めるかもしれません。
  3. 75SDHFの場合、接眼部Cの入るスリーブは端面から39.5mmほどのところで微妙に内径が細くなっています。2インチホルダーMの場合、スリーブ部分が40mmあるので、接眼部からほんのちょっと顔を出したところで引っかかり、それ以上奥へは入っていきません。(対物側のM57ねじを切ってある部分はこの段差より細いのでぶつかりません)
  4. 筒の長さが40mmよりも短い場合、何らかのフランジがないと筒が奥へと入っていってしまいます。しかしそこはBORGパーツ。多種多様なヘリコイド・各種アダプター・変換リングなどの中から好きなものを接続してフランジ状の形を作ってあげれば大丈夫です。

 結局、ワタシが選んだのは2インチホルダーM【7505】。コレの固定ネジ2本をはずして使います。このパーツは2インチホルダーといいながら内面の遮光線がしっかり切られており、このような用途にも十分使えます。

 コレを使えば75SHDFにヘリコイドをつけることが可能になります。めでたし。
 たいした話ではございません。ペンタックスの純正天頂プリズムDP-317(\8,400)と望遠鏡販売店の誠報社オリジナルの天頂プリズム(\3,200ほど)が良く似ている、というだけです。






PENTAX純正誠報社オリジナル
PENTAX純正誠報社オリジナル
PENTAX純正誠報社オリジナル
PENTAX純正誠報社オリジナル
PENTAX純正品と誠報社オリジナル品の比較 

 固定ビスの位置が違いますし、ペンタックスの方は樹脂製のボディにヒケが目立つとか、誠報社オリジナルの方はボディが梨地とかいう違いはありますが、基本的に同じもののように見えますね。コレは。ガラス面を見るとコーティングの色は違いますが、反射量そのものはどっちも同じ位のようです。ただし、この両者には大変に重大な違いがあります。それはズバリ、「傷の有無」

 なんのこっちゃ?と思われるでしょうが、事実なので仕方がありません。ペンタックス純正のプリズムは新品当時から傷だらけなのです。あ、ガラスではなく、ボディの方ですよ。購入した時はふたを開けてみてあまりに傷だらけなので驚いて販売店に連絡したのですが、販売店の店員曰く、「ペンタックスの純正プリズムはどれも傷だらけで、お客様の購入されたものだけ特別傷物とは言えないので交換はいたしかねる。どうしてもというなら交換するが、代品もそれなりに傷だらけなのでご容赦願いたい」とのことでした。

 お粗末過ぎて声も出ませんが、コレが事実なのです。販売店オリジナルのプリズムにも多少擦り傷はありましたが、まぁ新品といってよい程度。安物の無印プリズムの方が丁寧に組み立てられたのでしょうか?

 ただし、販売店の方はこうもおっしゃっていました。「ペンタックスは受け入れ検査が厳しく、プリズム製造メーカーの出荷検査に通ったものでも受け入れ検査ではじいてしまうらしい。」外観はともかく、ガラスは良いものを厳選しているようです。。。


 ただし、PENTAXのプリズムは昔に購入したもの、製報社オリジナルプリズムは先日購入したものです。PENTAXのプリズムも、今は傷だらけではないかもしれません。

 PENTAXの望遠鏡、欲しいアクセサリーは一通りそろえてしまったので製品情報なんか気にもしていなかったが、最近調べてみてちょっと驚いた。結構たくさんあったアクセサリー類が続々ディスコンになっている。

 特にリアコン関係はほとんど全滅。いまどきフィルムで撮影する人なんかいないからリアコンは不要ということなのだろうか。というより、67判や645判をカバーする広いイメージサークルを持つ望遠鏡そのものが不要、ということか?

 ためしに海外のPENTAXサイトを覗いてみるとあら不思議。アイピースはあるが望遠鏡そのものはどこにも見当たらない。昔は海外でも普通に販売されていたと思うのだが・・・これって既に撤退完了してないか?

 実は望遠鏡なんかとっくの昔に生産終了していて在庫のみ、国内のマニアさんがあと数本購入してしまったらそれでおしまい、なんて状態なんじゃなかろうか。

 個人的には今のより大きな望遠鏡を買うつもりもないし、欲しいアクセサリーはリアコンも含めて一通り持っているので(リアコンは旧式だが)今さら望遠鏡がなくなろうがどうでもいいのだが(あ、サポートは続けてくれなきゃ困る)、不採算だからハイ切捨てというのではなんとも寂しい話である。
 ワタシの望遠鏡はPENTAX製75SDHF。この望遠鏡のいけてないところは接眼部の規格がPENTAX独自のものだという点だ。写真撮影も考えられているために接眼部はシステマチックにはなっていて一通りのアクセサリーは純正品が用意されているが、他社製品や巷で一般的なアクセサリーを取り付けることはほとんど不可能なようになっている。こういうところだけはほんとに良くできていると感心する。

 この接眼部、小口径の75SDHFの場合は接眼部C、接眼部B、接眼部Aの3ピース構成。接眼部Cの対物側は直径60.2mmのスリーブ、接眼部Bの対物側がおそらくM50P0.75ネジ、接眼部Aの対物側が直径38mmスリーブとなっている。接眼部Bの対物側(接眼部Cの接眼側)のネジはM49.8P0.75ではないかという話もどこかで聞いたことがあるが、自分で測定した限りではM50なんじゃないかと思う。ここのネジは正式な資料を見たことが無い。

 専用アクセサリーの接続としては、接眼部Cを外したところに拡大撮影筒MP-2とリアコンバーターRC0.72X35(旧製品。後にRC0.72X35Pにモデルチェンジし、今は既に絶版)、接眼部Bを外したネジにカメラマウント、接眼部Aを外したところに38mm→31.7mm変換アダプターと専用の天頂プリズム(31.7mmアイピース用)を取り付けられるようになっている。コレだけ見れば、汎用性が無いことを除けば結構良くできたシステムではある。というわけで、別売りのアクセサリーとして、

  • 変換アダプター(38mm→31.7mm)
  • 専用天頂プリズム(31.7mmアイピース用)
  • リアコンバーター(RC0.72X35)
  • 拡大撮影筒(MP-2)
  • カメラマウント

を買い揃えたので一通りの観望・撮影はできるようになってはいる。しかし、である。

 最大の不満点は合焦機構にヘリコイドが使用できないこと。75SDHFのラックピニオンはとってもスムーズで結構なのだが、やはり写真撮影時にはピント合わせがやりにくくてイライラすることもしばし。

 次に困ったのが、拡大撮影筒MP-2の後ろに好きなものを接続できないこと。具体的にはMP-2の後ろにコンパクトデジカメを取り付けてデジスコにしたかったのだが、MP-2の接眼側も60.2mmスリーブなのだ。

 もっとも、普通の人は75SDHFでデジスコをするときにはMP-2などは使わず、アイピースにアダプターを取り付け、その先にデジカメを取り付けるのが一般的。しかし、昔購入したこのアダプター(Vixen製旧LVシリーズ用)の出来がイマイチだった上、アイピースでデジカメの全重量を支えるためにアイピース取り付け部分に負担がかかり、決して快適なものではなかった。そこであまり出番の無いMP-2の内部にアイピースを取り付け、カメラはMP-2の先に取り付けることを思いついたのだが、独自規格が邪魔をしてすんなりとは行かなかった。

しかし、人間その気になればいろいろと思いつくもので、BORGパーツをうまく使えば解決することがわかってしまった。PENTAXの接眼部には他社製アクセサリーが使えないと思っていたのでほとんどあきらめていたのだが、いくつかのイレギュラーな方法を使えばPENTAXの接眼部とBORGパーツの混在が可能だったのだ。何をどうするのかは・・・また今度。

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