忍者ブログ
カメラとバイクと自転車と
 このレンズを実際に使用して、絞りの変化で描写にどのような違いが出るか、簡単なテストだがやってみた。撮影場所は近所の公園。ピントは無限遠、露出はカメラのAE、フィルムはKodak Elite Chrome 100、Nikon SUPER COOLSCAN 4000によるスキャン。フィルムスキャン時にDigitalICEとGEMをかけているので多少ボヤッとした感じにはなっている。掲載画像はリサイズあり。

・周辺減光
 周辺減光はとても大きい部類かと思う。絞り開放では画面に収まる程度の丸の範囲だけ明るく、周辺に行くほどどんどん暗くなっている。コレはコレで照明効果のようで面白い。これは半絞り絞っただけでずいぶんと改善され、一段絞れば周辺のみが少し暗くなる程度にまで良くなる。F5.6で画面のカドがちょっと欠ける程度で、F8まで絞り込めば画面の隅までほぼ均一になる。
F2.8F3.4
F2.8F3.4
F4.0F4.8
F4.0F4.8
F5.6F8.0
F5.6F8.0
F11F16
F11F16
F22 
F22 


・歪曲
 テストせず。方眼紙を撮影するような歪曲のテストをすれば大体のことはわかるのかもしれないが、多かれ少なかれゆがんでいるんでしょう。個人的にはそれはそれでかまわない。歪曲収差についてはその他の収差と比較して見た目でわかりやすいせいか、ことさらに歪曲のみ欠点としてあげつらう傾向がある気がする。ちょっといやな感じ。

・シャープネス(画面中心)
 収差にはいろいろな要因があるが、それら全ての収差の最終結果として像があるわけで、ひっくるめてシャープネスということにする。画面中心を強拡大すると、絞り開放からわりとまともな像を結び、これは絞っていってもあまりよくもならない。絞り開放では他の絞り値と比較してちょっとボヤッとしているが、半絞り絞ればそれで解消する。最小絞りのF22では再びちょっとボヤッとする。中心付近の解像力は超広角レンズとしてはかなり良いように思うが、いまどきの設計と比較すればまともに解像していないと切って捨てる人間もいるだろう。

F2.8F3.4F4.0
F2.8F3.4F4.0
F4.8F5.6F8.0
F4.8F5.6F8.0
F11F16F22
F11F16F22


・シャープネス(画面周辺)
 超広角レンズの画面最周辺部分の像を拡大して乱れているとかどうとか議論するのは個人的にはあまり好きではない。もちろん最周辺部までキリッと解像するレンズもあるんだろうが、1984年発売のレンズに向かって何をかいわんや、である。そもそもそんな隅っこの像なんかちゃんと見ちゃいないので、テスト撮影しても気にもしていないのである。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
09 2017/10 11
S M T W T F S
1 2 4 5 6 7
8 10 11 12 13 14
17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
プロフィール
HN:
butchey
性別:
男性
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]