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カメラとバイクと自転車と
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR IIという長い名のレンズを使っている。

これのフードは巷では短すぎると言われている。
しかし、この手のレンズはピントを至近に合わせると焦点距離が短くなるという特徴がある。
というわけで、70㎜表示の時に至近距離にピントを合わせると焦点距離が何ミリになるか、ヒマ人なことに調べてみた。

壁に巻き尺を取り付け、ズームリングを70㎜に合わせ、できるだけ壁に近づけた状態で一枚パシャ。



長辺側でみると、巻き尺が写った範囲は上が539㎜、下が1124㎜、引き算すると585㎜。
んで、壁から焦点面までの距離は、1295㎜だった。
ただし、仕様上の至近距離は1.4m。1.3mまで近寄るとAFによるピント合わせは位相差、コントラスト共に不可能で、MFにして撮影している。

というわけで、水平画角Θを計算すると、Θ = 2tan-1(585x0.5/1295) ≒ 25.4。
水平画角が25.4度、焦点距離は80㎜くらい。


ちょっとこの計算は間違い。撮影距離1300㎜に対して焦点距離200㎜とか70㎜だと無視できない量なのできちんと計算すると、結像の式から、1/a+1/b=1/f、a/b=36/585、a+b=1295 となるため、a=75、b=1220となり、焦点距離fは71mm。別に変化なし。


あれ?焦点距離が長くなった。



光学設計って難しいんですねえぇ。焦点距離が短くなるのならフードが浅めなのも理解できるが、実際は逆。結局、フードが浅い理由はよくわからず。


ちなみに、ズーム位置200㎜では写った長さが283㎜、水平画角は12.5度、焦点距離は165㎜。



ちゃんと計算すると、a=146、b=1149、f=130。おっと、本当に短い。

・・・というか、至近距離では70-200じゃなくて、80-16570-130ズームということか。2倍じゃん。

ま、至近距離で焦点距離が変動しても特に不都合はないのだが。


ところで、焦点距離の定義は当然無限遠に対するもの。で、誤差±5%がJIS規格。70㎜がもっと長かったとして73.5㎜、200㎜がもっと短かったとして190㎜までは誤差範囲として許容される。もともと73-190として設計されていたとしたら、これが至近距離で80-160になっても少ししか変化していないような気がするから不思議である。

ま、70-200でも80-165でも、きちんと撮れればそれでよい。

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